春が近づき、合格の知らせが届く嬉しい季節となりました。
けれど、その裏で毎年のように話題に上がるのが「入学金の二重払い」の問題です。
併願校に入学金を納めたあとで、第一志望に合格すると、進学しない学校の入学金は原則返ってきません。
大学の平均入学金は24万円。
「どうして行かない大学にまで払うのだろう」と感じる人も多いのではないでしょうか。
大学の事情を調べてみました。
令和6年に最高裁の判決で「入学金は大学に入学できる地位を取得するための対価。
大学側が、合格者を受け入れるための事務手続きに使われるもの」として、返還義務はないと判断しました。
その背景には、
- 少子化に伴う学生の減少で地方を中心に多くの私立大学が定員割れに苦しんでいる。
- 定員充足率の低下で、国からの助成金を減額され、研究費が削減されてしまう懸念がある。
- 入学者を早く確定させて、授業環境を整えたい。
という大学側が抱えている問題があるようです。
近年では、入学金制度の見直しの動きもあるようですが、納得いかないけれど、我が子が学びたい事を学べる環境を作るためには、払わざる得ないものなのかもしれません。

